世界で1枚だけの絵はがきを作る「手づくり絵はがきコンクール」表彰式を開催
4面記事個人の部・最優秀賞作品「お父さんといっしょに食べたとうもろこし」山のアトリエ子供造形絵画教室 安田愛梨さん(6年生)
日本製紙連合会
日本製紙連合会は、牛乳パックなどの一度使った紙をリサイクルし、世界で1枚だけの絵はがきに仕上げた作品を募集する「第19回手づくり絵はがきコンクール」の表彰式を開催した。
同コンクールは子どもたちが紙のリサイクルを身をもって体験し、紙への関心を高めてもらうことを目的に全国の小学生を対象に開催されており、本年度の募集テーマは「夏の思い出」。全国から3352枚(団体応募は2890枚、個人応募は462枚)の作品が集まった。
本年度の団体の部の最優秀賞は、山のアトリエ子供造形絵画教室(兵庫県加古川市)が受賞。全応募作品を対象にした個人の部では、同教室の安田愛梨さん(6年生)の作品「お父さんといっしょに食べたとうもろこし」が最優秀賞、記村彩奈さん(5年生)の作品が特別賞を受賞した。
個人の部最優秀賞を受賞した安田さんは、「とうもろこしの一粒一粒それぞれを少しずつ違う色でみずみずしさや甘さなどを表現することが難しかった。作品が選ばれてびっくりしたと同時にうれしさもこみ上げてきました。選んでいただいて本当にありがとうございました」とコメントしている。
表彰式は、山のアトリエ子供造形絵画教室で1月に開催され、各賞の賞状と副賞の贈呈に続き、日本製紙連合会理事長小川恒弘氏による講評・祝辞、同教室を主宰する西ノ原菜於美先生による謝辞、記念撮影が行われた。
今回のコンクールの入賞作品や表彰式の模様については2月下旬以降に同連合会の特設サイトにて掲載予定だ。
「第19回手づくり絵はがきコンクール」特設サイト=https://www.jpa.gr.jp/about/pr/hagaki19/index.html