日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

ふしぎいっぱい!学校の木 かんさつ あそび 実験

15面記事

新刊案内

高柳 芳恵 文・写真

 学校の校庭には、たくさんの種類の木がある。本書は多くの学校にある木を活用し、観察や遊び、実験などをする方法を詳しくまとめている。
 冒頭で木に関わる基礎知識を伝え、第1章では、子どもにとってもなじみの深い、「ソメイヨシノ」や「イチョウ」「コナラ・クヌギ」などの観察や遊びのポイントを紹介する。
 第2章は「遊び」に焦点を当て、例えば、泡の出る木や実を探しシャボン液を作ってみる、木の実を笛などの楽器にしてみる、葉っぱをはがきにする―といった例を挙げる。中でもUVライトを当てると光る「アオダモ」の枝を使い、友達に秘密の手紙を書いてみようという提案が面白い。
 第3章は、遊びや実験に使える木を探す具体策を紹介している。
(2750円 偕成社)
(Tel03・3260・3540)

新刊案内

連載