飛行機の利用で修学旅行の可能性を広げる
4面記事航空機を利用した修学旅行の実践事例を紹介
修学旅行研究会
修学旅行研究会(代表=廣渕徹志)は、公立中学校の修学旅行の行き先の可能性を広げるため、航空機を利用した修学旅行の実践事例の発表会や現地研修会の企画・実施などを行っている。
同研究会は「航空機」について、より知ってもらうことを目的に、航空会社の協力のもと2022年12月26日(月)に航空機整備工場見学会・航空機利用セミナーを開催。多くの学校教育関係者が参加した。同催事は、整備工場の見学からはじまり航空会社によるプレゼンテーション、最後に航空機を利用した修学旅行の実践事例の紹介が行われた。
整備工場の見学では、航空機がどのように整備されているのかDVDを視聴。飛行機と整備について説明を受けた後、整備作業中の格納庫内を見学した。実際に整備作業をしている様子や間近で飛行機を見る貴重な時間となった。
見学の後は、「航空機で行く修学旅行」と題して航空会社からプレゼンテーションが行われた。修学旅行サイトの紹介や修学旅行で航空機を利用する際の金額や安全面について話があった。
実践事例の発表会では、北海道、九州、沖縄で実施した修学旅行について、費用面や見学場所、学習内容、各校の修学旅行のポイントが紹介された。
参加者からは「航空機の費用や安全性」「欠航した場合の対応」「学校に航空機を利用してもらうために、どのような取り組みが必要か」など質問や意見が飛び交った。
問い合わせ=修学旅行研究会事務局 (公財)全国修学旅行研究協会 電話03・5275・6651