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世界自然遺産から学ぶ教育旅行

12面記事

企画特集

マングローブカヌー体験

鹿児島県

 鹿児島県の奄美大島・徳之島は、アマミノクロウサギに代表される希少種を含む多様な生物が生息・生育していることが評価され、2021年7月に沖縄島北部・西表島とともに、世界自然遺産に登録された。そんな奄美大島が今、修学旅行の地として注目を集めている。
 2022年7月にオープンした奄美大島世界遺産センターでは、奄美大島の森とそこに棲む生き物を、実際にフィールドを歩いているように体感・観察することが可能。また、アクティビティで人気のマングローブカヌーは、体験エリアが絶滅危惧種のリュウキュウアユの生息地にもなっており、カヌーを楽しみながら、稀少な生物を観察することができる。
 世界遺産は、後世に受け継いでいくべきかけがえのない宝だ。鹿児島県には、奄美大島・徳之島と屋久島の2つの世界自然遺産がある。現地を訪れ、実際に見て、触れて、世界遺産となった自然を次世代に引き継ぐにはどうすれば良いか、探究してほしい。

 問い合わせ=鹿児島県教育旅行受入対策協議会(事務局 公益社団法人鹿児島県観光連盟内)Tel099・223・5771

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