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地域の特色を活かしSDGsを学び、探究学習を深める

11面記事

企画特集

石探し体験

新潟県

SDGsを学ぶのに最適なフィールド
 新潟市は陸海空の交通網が発達した本州日本海側唯一の政令指定都市であると同時に、日本一の水田面積を有する田園都市だ。歴史や文化、豊かな自然、経済、環境、社会の諸課題などSDGsを学ぶのに最適なフィールドといえる。
 同市が提供するSDGs体験プログラムは、参加者に「社会課題の解決者」としての一歩を踏み出して欲しいと思い開発されたもの。食文化や民俗芸能の継承や持続可能な交通といった課題解決に取り組んでいる人に着目した「原体験」を提供している。テーマは「歴史と文化」「地方創生」「水」「交通」「食文化」の5つだ。

地域の素材を使った探究プログラム
 また県内各地で、自然や暮らし、そこに住む人々との交流を通じて持続可能な社会について考えることができる探求学習プログラムを提供しており、日帰りや3泊4日など日程に合わせて農林水産業や地域の伝統・文化への理解を深めることが可能となっている。
 例えば、日本で初めてユネスコ世界ジオパークに認定された糸魚川市では、海岸での石探し体験や昼セリ市場見学などを通じてヒスイ文化やジオパークなどの糸魚川の特長、そこから生まれる産業を学習することができる。
 魚沼市の食をテーマにしたプログラムでは、米作、にんじんやシイタケ栽培などの現場に行き、収穫から店頭に並ぶまでの過程を体験することが可能だ。
 他にも、薪を使った火起こしやスプーンづくりを題材とした森林環境プログラムも体験可能だ。

 問い合わせ=新潟県観光文化スポーツ部観光企画課 Tel025・280・5254


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