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病院からロボットで授業参加 療養中の子を支援

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都道府県教委

宮城県教委

 宮城県教委は新年度、病気で療養中の児童・生徒や、医療的ケアが必要な子どもへの支援を充実させる。療養中の児童・生徒には、ICTを使って、病院から授業に参加できるようにする。医療的ケアが必要な児童・生徒には、介護タクシーなどを使い通学を支援。家族の付き添いを不要とする。7日に公表した新年度予算案で明らかにした。
 療養中の児童・生徒への支援事業では、在籍校にロボットを導入。同時双方向型遠隔授業を実現させ、集団指導型の授業に参加できるようにする。ICT教育推進コーディネーターを配置し、学校からの相談に応じるなどする。
 加えて、人工知能(AI)を使い、療養中の児童・生徒へのドリル型の個別学習支援も行う。
 医療的ケアが必要な児童・生徒への移動支援事業はモデル構築として行う。ニーズの把握と効果検証が狙い。スクールバスの利用が困難な児童・生徒を対象とする。介護タクシーなど、利用する自動車には、学校看護職員が乗り込む。年に12回程度の利用を見込む。

都道府県教委

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