児童・生徒のトラウマ(こころのケガ)に先生がどう気付き、対応するか?
7面記事二次被害をテーマにしたオンライントークイベント開催
理化学研究所理事 仲真紀子氏、武庫川女子大学准教授 大岡由佳氏は、それぞれ心理学や福祉の観点から事件や事故等によって被害を受けた子どもやトラウマを負った人たちへの支援に関する研究開発を行ってきた。今回、両氏の成果を基に、事件や事故の被害を受けたり、さまざまな“傷つき”を抱えたりしている子どもに、どう対応するかを考えるオンライントークイベントを教育関係者向けに開催する。
仲氏は「大人が子どもの話をジャッジングしないで、まずは話を聴くスタンスで」と、大岡氏は「周囲の人々がどれだけトラウマのことを知って対応していけるのかが問われている」と語る。司会進行は、困難を抱える子どもへの取材経験も豊富な作家の石井光太氏が務める。子どもの安全な暮らしを見据え、教育関係者にはぜひこの場を活用し、多くの情報を得て欲しい。
【開催概要】
名称
オンライントークイベント「子どもの“傷つき”にどう気づく?~二次被害を生まないために私たちができること」
日時
2023年1月31日(火)午後5時半~7時(オンライン配信)
主催
国立研究開発法人科学技術振興機構
後援
文部科学省
対象
子どもに係る職域の方、本テーマに関心のある方
動画コンテンツも公開中
子どもの言葉と行動の背景に何があるのか、どう対応するか。イベントに登壇する仲氏と大岡氏が、ドラマも入れながらわかりやすく解説している。前編・後編は約10分、ドラマ編は約5分で視聴可能。
動画・アーカイブのお知らせは下記より。
https://www.jst.go.jp/ristex/pp/information/000109.html