園児が使用したおむつを保護者に持ち帰ってもらわない保育所のうち、7・7％は、処理費用を保護者に負担してもらっていることが厚労省の調査で分かった。69・6％は、保育所の運営費の中から出していた。保護者に費用を負担してもらっている保育所の中では、57・3％は、希望すれば、保護者が持ち帰ることができる仕組みとしていた。
　この調査に先立って民間団体が、おむつの持ち帰り状況を調べており、その結果、持ち帰りなしと答えた自治体の保育所を対象に厚労省が調べた。
　厚労省は、保護者と保育士の負担が軽くなるとして、1月23日に、「保育所等で使用済みおむつの処分を行うことを推奨する」との見解を自治体に示している。