日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

ウォーホルの大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」開催中

6面記事

企画特集

京都市京セラ美術館

 京都市京セラ美術館は「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」を2022年9月17日(土)から開催している。
 本展は、アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初のウォーホルの大回顧展。展示されている絵画・彫刻など約200点および映像15点のうち、門外不出の<三つのマリリン>を含む100点以上が日本初公開となる。
 ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホル。
 ペンシルベニア州ピッツバーグで生まれ育ち、1949年、カーネギー工科大学(現カーネギーメロン大学)の絵画デザイン学科を卒業、ニューヨークに移住する。30代でアーティストとして本格的に制作を開始する。初期にはアクリル絵具などでキャンバスに描いていたが、1960年代以降はニューヨークに「ファクトリー」と称したスタジオを設け、経済成長によるアメリカの大量消費社会を背景に、シルクスクリーンを用いた「大量生産」のアジテーションとも呼べる作品を次々と発表する。
 本展では、商業イラストレーターとして活躍した1950年代の初期の作品から、1960年代の象徴的な「死と惨事」シリーズ、映像作品やセレブリティたちからの注文肖像画、晩年の作品などを包括的に展示する。
 本展は、巡回せず京都のみで開催。ウォーホルは、1956年の世界旅行中に初めて来日、京都を訪れた。本展では、京都とウォーホルの関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなども展示する。

【展覧会概要】

名称
 「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」

会期
 9月17日(土)~2023年2月12日(日)
 ※休館日は月曜日(祝日の場合は開館)

会場
 京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)

開館時間
 午前10時~午後6時
 ※入館は閉館の30分前まで。
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。

公式サイト=https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220917-20230212

企画特集

連載