都民からの意見、苦情半数 スマホ操作し自転車運転など
3面記事都教委
東京都教委は昨年12月22日、本年度上半期に都民が教育や文化に関して寄せた意見を取りまとめ、公表した。4935件の総意見のうち、苦情が2756件で半数を占めた。
学校関係では児童・生徒の公共の場でのマナーなどに1041件の意見が寄せられた。「スマートフォンを操作しながら自転車に乗っている生徒とぶつかりそうになった」として、交通安全指導の徹底を求める声があった。
生活指導については694件あった。文化祭準備期間中の騒音への苦情などだった。
学校運営についても意見が寄せられ、都立高校に自動販売機を設置していることへの疑問の声があった。都教委は水分補給や熱中症対策を設置の理由に挙げ、災害の備蓄にも活用していくと回答したという。
この他、都立高校入試の英語スピーキングテストに関する陳情や安倍晋三・元首相の国葬についての意見があったという。