「黙食」求めず 文科省見解
1面記事 文科省は11月29日、新型コロナウイルス感染症に関連し、学校給食の際、児童・生徒の間で会話することは可能とする見解をまとめ、公表した。
政府の新型コロナ対処指針の改訂を受けたもので、「黙食を基本とし、会話の際はマスクの着用を徹底する」との記述を削除している。
29日付の事務連絡では、文科省として、今回の改訂の前から必ず黙って食べるよう求めていないとした上で、「座席配置の工夫や適切な換気の確保等の措置を講じた上で、給食の時間において、児童生徒等の間で会話を行うことは可能」と記した。