「STEAM女子」を応援 中・高生に技術者らと交流の場
1面記事京都府
性別への思い込みにとらわれない進路・職業選択を支えようと、京都府は本年度、「京都STEAM女子応援事業」の一環として、女性の技術者・研究者や、理工系を選んだ女子大学生と、これから進路を選ぶ中学生・高校生らが交流する場を設ける。電力・環境システム事業などを手掛ける企業の見学会も行う。
男女共同参画を促す部署が中心となって行うもので、平成27年度から、前身の事業を設けてきた。名称変更を経て、昨年度から今回と同じ事業名となっている。
今回は、電力関連企業の日新電機(京都市)が見学先など会場を提供する。他に堀場製作所、ワコール、京都工芸繊維大学、京都府立大学、同志社大学などが協力する。
12月10日に行うワークショップでは、社会人・大学生と中学生・高校生が交流する。12月26日には、日新電機の工場などで見学会を開く。
どちらも、府内在住・在学の中学生・高校生とその保護者と、府内在勤の教員が対象。参加費は無料で、申し込みが必要。