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野間読書推進賞 群馬・滋賀の2団体など受賞

2面記事

地域・支援団体

 公益社団法人の読書推進運動協議会(野間省伸会長)による本年度の野間読書推進賞は団体の部で「萌えぎの会」(前橋市)と「近江八幡おはなし研究会」(滋賀・近江八幡市)が受賞した。個人の部は、30年近くにわたって、家庭文庫を開放してきた愛知県設楽町の渡邉満州子さんに授与した。
 「萌えぎの会」は、昭和49年の設立。前橋こども図書館を中心に、保育所、児童養護施設などでお話会を開いてきた。
 「近江八幡おはなし研究会」は、昭和36年に近江八幡市立図書館の利用者が始めた研究会が原点となり、子どもたちに「おはなし」を届けてきた。絵本の読み聞かせなどを行っている。
 これらの他、同賞奨励賞に、保育士を経て、平成24年から乳幼児とその保護者を対象に、絵本の読み聞かせなどを続けてきた法崎よし子さん(大分・竹田市)を選んだ。
 同賞功労賞は、山本清治さん(鹿児島・鹿屋市)に授与。山本さんは、十分に本を読めなかった子ども時代の経験を基に、母校の鹿屋市立西俣小学校に60年にわたり図書費を寄付してきた。

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