高校・文理横断などで初会合 中教審WG
1面記事 文科省は14日、中央教育審議会の高校ワーキンググループ(WG)の初会合を開いた。少子化が加速する地域での高校教育の役割や文理横断的な学びの実施体制などを話し合う。現在の中教審委員の任期中となる来年2月をめどに論点整理をまとめる。主査には荒瀬克己・教職員支援機構理事長が就いた。
WGでは、高校教育の共通性の確保と多様性への対応を検討することなども事務局から示された。全国高等学校長協会会長の石崎規生・東京都立桜修館中等教育学校校長は「高校教育の共通性の確保を検討するなら、それをどう確保するかの議論も必要だ」などと指摘した。