一刀両断 実践者の視点から【第233回】
NEWSラジオへの出演
ラジオ出演を依頼されて初めて経験してみた。リラックスした中でスタートした。人数は3名でディレクターと聴き手と私の3名のみのスタジオで行われた。スタジオは複数ありそれぞれにオープンな感じを受けた。
今回は地域のFM放送とニッポン放送の2カ所で経験した。どちらも人数は同じで、ほとんどが概略のテーマで話の流れで内容はその通りにはならない。1分程度の打ち合わせで本番となった。
今回は本の紹介を通していじめなどの教育課題へ切り込む内容となったが、いつも脱線しがちな私を見事に引き戻し引き出して頂いたと収録後の放送で気がつかされた。実に聴きやすいからである。
ニッポン放送はインターネットで音声を流す。今月いっぱい毎週土曜日14時から連続放送される。YouTubeでも聴ける。驚くのはわずか数分で視聴が数千になる事である。
私の話は20分を過ぎたあたりから十数分ではあるが、いつもやや過度な話を柔らかく聴きやすくコーディネートして頂いているプロの対応とリスナーへの思いに我ながら言動への責任を感じさせられたよい経験となった。
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)