近畿2府4県と徳島県を放送エリアとする毎日放送（大阪市）は10月31日午前零時50分から、不登校・自死に至った中学生の思いを取材したドキュメンタリー番組を放映する。「13歳の声」と題し、同級生へのいじめについて教員に相談した後、不登校になった女子生徒と、いじめを受け、行政や法律の相談窓口まで相談するなどした後、自ら命を絶った男子生徒の声を収録。不登校問題に迫ると共に、13歳の声に耳を傾けることに力を入れたという。
　この番組は月に一度、放映する「映像´22」で1時間構成。テレビ放映終了後は、有料の動画配信サイトで視聴できる。女子生徒は、教員への不信感、学校への恐怖心を抱くようになり、自分を責めるようになった。男子生徒は、教員、母親にもいじめについて相談していたという。