トイレへの考察を本に
15面記事元教科調査官・北俊夫さん
公立小学校教員から指導主事、文部省の教科調査官、大学教授などを歴任した北俊夫さんがトイレに関するエッセーを著書にまとめた。「神」との関わりに始まり、平安貴族の排せつの模様などを解説。トイレに関する授業や、学校のトイレ改修といった教育に関する話題も盛り込んだ。
書名は「トイレ四方山ばなし」(文芸社、写真)。40年ほど前から、トイレに関する書籍を集め始め、現在では100冊以上になっている。それらを参照しつつ、小学校教員だったことなど北さん自身の経験を交えて、トイレについてさまざまな角度から考察している。1540円。