留学事業「トビタテ!」再開 高校生らの募集要項示す
2面記事官民協働の留学事業を改めて5年間にわたって始めることを説明する永岡文科相=14日
文科省
コロナ禍により中断した官民協働海外留学支援制度の「トビタテ!留学JAPAN」が来年以降、5年計画で本格再開することとなり、文科省などは新しい募集要項を公開した。高校生世代を対象とした枠の募集要項によると、来年7月から翌年3月までに留学を始めることが条件で、留学期間は14日以上1年以内となっている。
参加を希望する生徒は、在籍している学校を通して、応募する。学校が応募できる期限は来年2月24日。3月中に書面を審査し、通過すると、4月に面接審査がある。要項では、面接会場と予定日程を明記している。応募者数によって予定の変更があるとしている。現時点では、札幌から那覇まで10会場で行う予定。
新1年生も応募でき、新1年生の場合は4月26日まで申請を受け付ける。
14日には永岡桂子文科相が定例記者会見で、この事業に関し、「積極的に応募してもらいたい。将来の日本を支えるグローバル人材を目指してもらいたい」などと述べた。