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「里親」理解へ 体験者語る 都内48カ所で発表会

15面記事

都道府県教委

 東京都は、来年2月まで都内48会場で、養育家庭(里親)を体験した人が自分の体験を語るなどする体験発表会を開いている。児童養護施設等で暮らす子どもは減る一方、養育家庭(里親)で暮らす子どもは増える傾向にあり、教職員も養育家庭(里親)への理解を深めることが求められている。
 政府は10月を里親月間として広報に努めている他、都は10月・11月を里親月間として、例年、この体験発表会を開催している。
 10月下旬以降も40以上の会場で実施する予定。申し込みが必要な会場が多いが不要な会場もあり、参加費は無料。養育家庭制度や福祉に関心のある人など、誰でも参加できる。
 今回の里親体験発表会の開催に当たって、二葉保育園二葉乳児院里親リクルーターの中村智美さんは、「子どもたちの様子や、育てていく上での悩みや戸惑い、生活に互いがなじんでいく過程や子育ての素晴らしさなどを聞ける。日々、教育に携わっている皆さまも、ぜひ会場にお越しいただき、養育家庭(里親)の話を聞いてください」とのコメントを寄せた。

 詳しくはこちらへ
 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/satooya/seido/hotfamily/satooya/happyoukai.html
 または「Tokyo里親ナビ」で検索。

都道府県教委

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