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宮城・南三陸町に「震災体験共有」目指す施設オープン

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 東日本大震災で大きな被害が出た宮城県南三陸町で10月1日、震災の経験を共有するための施設の公開が始まる。
 「南三陸311メモリアル」と名付け、道の駅と一体的に整備した。展示を中心としたハード面と共に、ワークショップ型のソフト面での情報提供に力を入れる。1日は11時から式典があり、午後2時から広く公開する。
 「ラーニングプログラム」として提供する学習素材は、所要時間として1時間ほどを見込み、大津波が迫る小学校で児童をどこに避難させるかなどを考える。学校向けのプログラムとしては、被災した住民の証言映像を視聴し、いざとなったときに子ども自身がどのような役割を考えるといったものも用意する。

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