備蓄可能な避難所用の段ボール製乳児用コット
11面記事Combiひなん所用コットHB11ベビーにこっと
コンビウィズ
コンビウィズ(株)は、2023年7月に本社所在地の東京都台東区へ、避難所で赤ちゃんのためのスペースが確保できる段ボール製簡易コットを150床分寄贈した。
わざわざ赤ちゃん用の寝具を用意しなくても、大人用の段ボールベッドに寝かせればいいのではないか。と考えている防災担当者はまだまだ多い。しかし、消費者庁は大人用ベッドからの転落や就寝時に赤ちゃんが窒息死する危険について注意喚起をしている。
赤ちゃんは数十cmの高さのベッドでさえも、転落すると頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷のおそれがある。また、ベッドと壁や物との間に頭が挟まれるなどして窒息するケースもあり、場合によっては命を落とす危険性がある。事故防止のため、0~1歳児は、大人用ベッドに寝かせるのではなく、できるだけベビーベッドに寝かせるよう啓蒙されている。
避難所や施設の緊急対策備蓄品である『Combi ひなん所用コットHB 11ベビーにこっと)3個入り)』は工具なしで組み立てられる段ボール製乳児用コットで、避難所での赤ちゃんの安眠を確保する。ほこりなどをよける幌や赤ちゃんをムレから守る速乾性のコンビオリジナルパッドを付属。ベビーピクトを本体にプリントし、蓄光テープを付けることで周囲の方に赤ちゃんの存在をアピールする。本体は一箱3個入りで宅配便対応サイズのためコンパクトに備蓄が可能。
問い合わせ=コンビウィズ(株) 電話03・5828・7631
https://www.combiwith.co.jp