令和5年度、3国立大に新学部設立 文科省が国立大の定員発表
1面記事 文科省は8月31日、令和5年度の国立大学入学定員を学部・学科別に発表した。3大学が新しい学部を設ける。東京学芸大は初等教育、中等教育などに分けていた課程を統合し、1課程とする。
新学部は一橋大のソーシャル・データサイエンス学部(60人)、静岡大のグローバル共創科学部(115人)、島根大の材料エネルギー学部(80人)。島根大は既存の学部の定員を減らすが、大学全体の入学定員は40人増える。
大分大は教育学部の学校教育教員養成課程の定員を15人増やし150人とする。広島大教育学部は学校教育系の第一類を20人減らし、137人とする。
国立大学全体の入学定員は106人増の9万5627人。分野別内訳は教育分野は45人減となっている。