増える義務教育学校 今年は27校が加わる
3面記事文科省調査
小中一貫教育を行う新しい学校種として平成28年度に初めて誕生した義務教育学校は年を追って増え、本年度は前年度より27校多い178校となったことが8月24日、文科省が公表した学校基本調査の結果で分かった。小学校は175校減、中学校は64校減だった。
義務教育学校は制度化初年度の平成28年度に22校体制で始まった。以後、年に10~30校程度ずつ増えている。現在は、国立・公立・私立いずれもあり、合計すると178校となる。
義務教育学校に在籍する児童・生徒数は国公私立合計で6万7799人。小・中学校と義務教育学校に在籍している児童・生徒全体の0・7%が義務教育学校の児童・生徒となった。