学校運営、中学校区単位に 人事・予算権委譲も検討
1面記事堺市教委
堺市教委は学校の自律的な運営を後押しするため、中学校区を単位とした「学校群」を導入することを決めた。
学校群には必要に応じて、人事や予算などの権限を委譲することも検討する。来年度から3学校群程度でモデル事業を始める。
市教委では、一斉授業の見直しや義務教育9年間を見通した学びに取り組むには、そのための体制が必要だとしながらも、教員数や予算などは限られており、各学校単位ではなく「学校群」を中心とする運営を促すことにした。
10月にモデルとなる3学校群を指定し、まずは目標設定や課題解決に必要な項目を検討してもらう。
来年度から事業を始め、令和7年度からの本実施につなげるという。