「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」開催中
4面記事Bunkamura ザ・ミュージアム
Bunkamura ザ・ミュージアムは「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」を2022年7月16日より開催している。
本展では、絵本作家かこさとし(加古里子)の初期から晩年までの代表作をはじめとした貴重な作品や資料を一堂に展示している。
かこさとしは、2018年、92歳でこの世を去るまで600冊を超える作品を残し、その名作の数々は楽しさの中に学びや創造、斬新さが秘められ、今なお世代を超え読み継がれている。
若き日に描いた油彩画や、創作の原点にもなった戦後のボランティア運動「セツルメント」の子ども会活動のために会社勤めの合間を縫って制作した紙芝居、絵本の原画なども紹介している。
絵本作家としてだけでなく、「かこさとし」という一人の人間が絵本を通して未来に残し伝えたかった想いを、その生涯と作品世界から紐解く。
かこさとし(加古里子)
1926年現在の福井県越前市に生まれる。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。児童文化の研究者でもある。出版を中心に幅広く活躍。作品は『からすのパンやさん』を代表する「かこさとしおはなしのほん」シリーズ、『うつくしい絵』、「だるまちゃん」シリーズ、『とこちゃんはどこ』、「かこさとしからだの本」シリーズ、『伝承遊び考』など600点余。2008年菊池寛賞受賞、2009年日本化学会より特別功労賞を受賞。2018年5月、92歳で逝去。
【展覧会概要】
名称
「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」
会期
7月16日(土)~9月4日(日)
会場
Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2―24―1)B1F
開館時間
午前10時~午後6時※金・土曜日は午後9時まで(最終入館は閉館30分前まで)
※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認
公式サイト=https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_kako/