昨年個別で行った現地表彰式の様子

日本数学検定協会

　公益財団法人日本数学検定協会は数検を受検し、優秀な成績を収めた個人・団体を表彰する「実用数学技能検定グランプリ」の受賞者を発表した。「数検」グランプリは30回目を迎える。
　今回は計28団体98人が受賞。受賞者の最年少は11歳、最年長は84歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、生涯学習としての「数検」活用がわかる結果となった。
　「数検」グランプリは、積極的に算数・数学の学習に取り組んでいる個人・団体の努力を称え、今後の学習や学習指導の励みとする目的で、成績優秀な個人・団体を表彰する制度。
　受賞者は、数検を受検した個人・団体から選出され、優秀な成果を収めた個人には「会長賞」、優秀な成果を収めた個人・団体には「金賞」がそれぞれ贈られる。金賞受賞者でさらに卓越して優秀な成績を収めた個人・団体には「文部科学大臣賞」が贈られる。
　個人賞の「文部科学大臣賞」の受賞者は、7人中5人が小学生で、数検合格を目標に自発的な学習で高い数学力を身に付け、優秀な成績を収めている様子がわかる。
　団体賞では、「高等教育」「高等学校」「中学校」「小学校」「公教育団体」「一般団体」の6部門があり、「文部科学大臣賞」には、6部門6団体に贈られることが決定。「金賞」は6部門22団体が受賞した。
　例年7月に開催している表彰式典は、昨年と同様に新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から開催を休止とした。受賞者・受賞団体には個別に賞状などを贈呈する。

【数検「個人」受検概要】

次回受検日程
　2022年10月30日(日)実施

申込期間
　8月29日(月)～9月20日(火)
　※検定申込については公式サイトを確認

公式サイト＝https://www.su-gaku.net/suken/

「数検」グランプリに関する問い合わせ先＝公益財団法人　日本数学検定協会　事業普及推進部　Tel03・5812・8342