アイヌ民族の現在―ラポロアイヌネイション 9月25日まで浦幌町立博物館
北海道版講演会や伝統儀式の関連事業も
浦幌町立博物館の2022年夏の企画展として、7月30日からスタートした「アイヌ民族の現在―ラポロアイヌネイション」。今後、講演会や伝統儀式などの関連事業を挟み、9月25日まで開かれている。午前10時から午後6時まで。申込不要、入場無料。
道立北方民族博物館とラポロアイヌネイション(浦幌町のアイヌ民族団体、旧浦幌アイヌ協会)が共催している。
講演会の第1弾は「北方民族博物館における『アイヌ民族の現在』展」で、講師に北方民族博物館学芸員の野口泰弥氏を迎え、8月20日午後2時30分から厚内公民館で。第2弾は9月10日午後4時30分から浦幌町立博物館で、弁護士の市川守弘氏が「アイヌの権利問題に取り組む弁護士として」と題して講演する。
伝統儀式は8月21日午前10時から浜厚内生活館で、先祖の遺骨を慰霊する儀式「カムイノミ」と「イチャルパ」が執り行われる。
問い合わせは同博物館(Tel015-576-2009)へ。