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老朽化した小・中施設、5年で1・8倍に

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 築45年が経過して老朽化したのに改修を終えていない学校施設の総面積は平成28年度からの5年間で1・8倍に増えていたことが文科省の集計で分かった。公立の小・中学校を中心に義務教育学校などの状況を調べた。施設全体の合計面積のうち、2割強を占めた。
 昨年度も、天井に取り付けた石膏板や、壁面が落下など、危険な事態が各地で起こっている。ほとんどの学校施設は耐震性を備えるようになったが、老朽化に伴う危険性は深刻だ。
 この調査は令和3年度中に、すべての公立小・中学校と義務教育学校、中等教育学校の前期課程を対象として行った。8日付で結果を公表した。

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