学制150年でオンラインシンポ 庁舎では教科書の歴史たどる展示も
1面記事文科省
9月4日開催
明治5年に、全国規模の教育法令として「学制」が公布されてから来月4日に150年を迎えることとなり、文科省は同日、オンライン形式で記念シンポジウムを行う。スポーツ庁の室伏広治長官と、聖ウルスラ学院の梶田叡一理事長がそれぞれ講演し、中央教育審議会の渡邉光一郎会長をコーディネーターとしたパネル討議がある。9月1日まで参加申し込みを受け付けている。
パネル討議には、パネリストとして、いとうまい子氏(俳優、研究者)、戸ヶ崎勤氏(埼玉県戸田市教委教育長)、村井美樹氏(俳優、社会教育士応援大使)が参加する。
関連事業として、東京・霞が関の文科省庁舎では、「教科書の150年」を主題とした記念展示を行う。教科書などを展示し、教育の歴史を振り返ろうというもの。9月1日から30日まで公開する。会場は旧庁舎3階の「情報ひろば」。