第49回 日本書道美術館展表彰式都内で開催
4面記事挨拶する日本書道美術館 大城章二館長
第49回日本書道美術館展(主催=公益財団法人日本書道美術館)の表彰式が7月16日、東京都内のホテルで万全の感染対策の中で開かれた。同館展は審査の模様を一般に公開し、大衆に理解できる優れた作品を選出することで知られているが、今回はコロナ禍の続く状況下、審査員も減らし、昨年同様無観客での審査となった。
表彰式では、日本書道美術館名誉館長賞を受賞した群馬県の篠原真美子氏らの受賞者に対し、同館大城章二館長らから賞状と記念品が手渡された(受賞者は7月11日付特集で既報)。
また、恒例となった未成年出品者紹介では、大阪府の高校二年生大宅真央さん、大学二年生村井花梨さん、三重県高校一年生大形朝陽さん、高校三年生濱口千翔さん、専門学校二年生羽根颯希さんら12名が壇上に上がり受賞の喜びと指導の先生への感謝を述べ、会場から大きな拍手を受けた。
なお、入賞・入選作品は8月18日まで(休館、月・火曜日 入館は午後3時30分まで)東京・板橋区常盤台の同美術館で展示、一般に公開されている。