高校の普通科改革 新学科開設19校を指定
1面記事文科省
文科省は7月19日、高校の普通科改革に関し、本年度の支援先を公表した。全国で19校が対象となり、新学科の設置に向けた検討などを行う。同省は、新学科に課している関係機関との連携体制の整備や、努力義務化しているコーディネーターの配置などを支援する。
同省は本年度から、普通教育を主とする学科を普通科以外にも設置できるようにした。教科横断型の学びを進める「学際領域学科」や地域の課題解決に取り組む「地域社会学科」などを示している。
このうち、兵庫県立御影高校は学際領域学科を開設し、授業に文理融合のプロジェクト型実践を組み込む。和歌山県立串本古座高校は、「宇宙探究コース」と「地域探究コース」を置く地域社会学科の開設準備を進めるという。
指定を受けたのは次の19校。
北海道釧路湖陵高校
北海道大樹高校
岩手県立大槌高校
専修大学北上高校
浜松学芸高校
三重県立上野高校
京都市立開建高校
兵庫県立柏原高校
兵庫県立御影高校
和歌山県立新宮高校
和歌山県立串本古座高校
和歌山県立橋本高校
島根県立隠岐島前高校
愛媛県立三崎高校
高知県立清水高校
福岡県立八幡高校
北九州市立高校
長崎県立松浦高校
宮崎県立飯野高校