「日本工芸会陶芸部会50周年記念展 未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展」開催中
6面記事山口県立萩美術館・浦上記念館
山口県立萩美術館・浦上記念館は「日本工芸会陶芸部会50周年記念展 未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展」を2022年7月2日(土)から開催している。
1950年、陶芸をはじめ、さまざまな分野の工芸技術の保存と活用を目的に、文化財保護法が施行され、その5年後の文化財保護法改定を機に、日本工芸会が発足された。
重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に、各分野の伝統工芸作家、技術者等で組織され「日本伝統工芸展」を中心に作品を発表。
1973年には、同会陶芸部所属の作家による「第1回新作陶芸展(陶芸部会展)」が開催、現在に至る。
本展は日本工芸会陶芸部会50周年を記念した展覧会。同会で活躍した作家の秀作とともに、その活動の歴史を振り返る。
歴代の人間国宝作品をはじめ、窯業地ならではの素材と伝統を受け継いだ作家らによる作品、茶の湯のうつわなど、伝統工芸の技と美を紹介する。未来を担う若手作家らの作品も見どころのひとつだ。
本展では、現代陶芸の今に焦点を当て、陶芸部会所属作家を中心とした137名の作家による名品139点を展覧する。
【展覧会概要】
名称
日本工芸会陶芸部会50周年記念展 未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展
会期
7月2日(土)~8月28日(日)
休館日は7月11日(月)、7月19日(火)、7月25日(月)、8月8日(月)、8月15日(月)、8月22日(月)
会場
山口県立萩美術館・浦上記念館(山口県萩市平安古町586―1)
開館時間
午前9時~午後5時(入場は4時30分まで)
※会期等は変更になる場合あり。詳細は展覧会公式サイトを確認。