遮熱・高耐候塗装の金属サイディング外壁材「はる・一番 スマートスパン柄」
15面記事ケイミュー
世界的に広がるSDGsや脱炭素社会の波が、教育現場にも訪れている。学校施設・設備において「断熱性」と「長寿命化」は従来通り重要なキーワードだが、加えて持続可能性や脱炭素化も求められてきている。児童生徒や教員にとっての快適性を担保しながら、同時に環境負荷を低減する製品や施工法の重要性が高まっていると言えるだろう。
ケイミュー(株)の外壁材「はる・一番 スマートスパン柄」は新築から改修まで幅広く対応する、フッ素焼付塗装の金属サイディングだ。岡山理科大学今治キャンパスの動物繁養施設に同材を採用した設計事務所、(株)SID創研(岡山市)は「色褪せに強く、高い断熱性・遮音性がある金属サイディングを採用した。スマートスパン柄の長さ特注品を選定することにより、外観デザインの調和を行った」と採用理由を語った。
「はる・一番 スマートスパン柄」は、表面に遮熱性フッ素焼付塗装が施されたGLめっき鋼板で、断熱効果のある硬質イソシアヌレートフォームが裏打ちされている。これにより、日射による温度上昇を抑制し、かつ紫外線による色褪せも長期的に防ぐことができる。また、本体の長さ特注品対応をしており、2022年6月現在、最大8mまで対応可能だ。縦張りで、上下のジョイント部に一般的に使用される水切が入らないことで、外観をよりすっきり仕上げることができる。
一度施工すると長く使い続けることになる学校施設。イニシャルコストや意匠性に加えて、「ライフサイクルを通した環境負荷低減」という視点も、これからの外壁材選定に求められるのではないだろうか。
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