月夜のサーカス
18面記事安孫子 ミチ 著
よしだ るみ 絵
街灯がともる夕暮れ時、ある街に、鈴の音とほろ馬車のひづめの音を響かせながら、サーカス一座「月夜のサーカス」がやってきた。
広場では、団長が勢ぞろいした団員を前に、「明日の夜に本番前のおさらいをする」と言う。これを聞いた1匹のネズミが、友達に「2人だけの秘密」として伝える。しかし、この秘密は街のネズミ全員に伝わり、みんなで見に行くことに。
次の日、サーカスが始まり、空中ブランコやゾウのシャボン玉乗りなどが披露される。ネズミは、どれも自分たちができることであるため楽しめず、ブーイング。
そこで、団長はとっておきのプログラムを披露する。それは果たして…。
言葉のリズムの面白さも本書の魅力だ。
(1650円 銀の鈴社)
(Tel0467・61・1930)