図工授業での端末活用紹介
7面記事学芸みらい社刊
学芸みらい社はこのほど、「図工授業でGIGA挑戦―酒井式“絵の描き方”+ICT活用でどの子も描ける」(寺田真紀子 著)を刊行した。紹介されている実践は、教えるべきシナリオをきちんと示すことで、子どもが明確な目的を持って主体的に学ぶことができる「酒井式描画指導」をベースに置いている。
本書は2部構成。「第1部」では、端末を活用する上でのヒントや、そろえておくと便利なお薦め道具などを紹介している。続く「第2部」では、楽しい学習にするために月別シナリオに基づく端末を活用した具体的な実践を収録。例えば、「動き(ムーブメント)をマスターしよう」をテーマにした5月では、人の動きを学ぶ「ピエロの曲芸(中・高学年)」の詳しい実践などが紹介されている。
オールカラーで分かりやすく授業のイメージもしやすい。受け持つクラスの実態などに合わせ、実践したいものを選択したり、その一部を参考にしたりすることも可能だ。A5判、184ページ。3190円。
学芸みらい社=https://www.gakugeimirai.jp/