日本人なら知っておきたい 世界が驚く 日本のすごい科学と技術
16面記事左巻 健男 編著
青野 裕幸・井上 貫之 など 著
本書は日本が世界に誇る文化や発明、科学技術を縄文時代から現代までの流れに沿って紹介するもの。編著者は「絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている」などで知られる。
内容は「七○○○年受け継がれる縄文の美『漆』」「四○○○万歩を歩き通して日本地図を完成した伊能忠敬」「『甘味』『酸味』『苦味』『塩味』の基本味に加わった、日本発祥の『うま味』」「世界最強のアルミニウム合金『超々ジュラルミン』」「高輝度青色発光ダイオード(青色LED)の実用化が照明を変えた」「細胞の時間を巻き戻した!!ips細胞の発見」など64テーマ。
技術やシステムなどの開発と関わる人物を中心に紹介しており、参考になることが多い。
(1650円 笠間書院)
(Tel03・3295・1331)