北九州市教委が高校長を公募 教育界外からも
1面記事来月3日まで
北九州市教委は7月3日まで、北九州市立高校の校長を公募している。教員免許状の有無は問わず、年齢制限も設けない。10月から副校長として勤務し、来年度から校長として任期付き職員として雇用する。転職情報サイトも活用し、教育界外からも、幅広く管理職経験者を募る。
同市では平成25年度に2人の民間人を小学校の校長として採用。2人とも任期満了まで務めた。高校での公募は今回が初めて。
転職情報サイトを通した校長公募は茨城県教委などが先行。同県教委の昨年度の公募では、5人の枠に1673人が応募。倍率は335倍に達した。同市教委では「エン転職」を利用する。
同高校は北九州市立戸畑商業高校として昭和38年に開校。平成19年に改称し、普通科と情報ビジネス科を置く高校となった。
合格すると、10月に副校長として採用。来年4月から校長を務めることとなる。当初の任期は令和5年度末までだが、勤務実績などによって任期を更新し、最長では令和8年度末までとなる。校長になると、年収は990万円程度という。