都城市、給食費、当面据え置き 食材価格上昇の中
1面記事 ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で食材の物価が上昇する中、宮崎県都城市教委は給食費を値上げしないことを決めた。昨年度に比べて食用油が3割ほど高騰したが、ふるさと納税や国の補助金で対応する。同市教委は、給食費を据え置く期間について、「当面の間」としている。
同市の学校給食費は小学校で月4千円(1食222円)、中学校で月4500円(250円)。
価格が高騰した食材はタマネギやニンジンなどの青果の他、小麦粉がある。食用油も、一斗(約18リットル)缶が3880円(令和3年度)から31・4%上がり、5100円(令和4年度)となっている。
同市教委は「現時点では、ふるさと納税や国の交付金を活用し、今まで通りの献立を提供する」としている。