受験できない生徒、学力検査基に加算 都立高校入試スピーキング
3面記事 都立高校入試で来年度から導入する英語のスピーキングテストについて、東京都教委は5月26日、けがや病気で受験できない生徒の措置を決めた。学力検査の点数が同じ受験生のスピーキングテストの平均点を総合得点に加算することとした。
都教委の英語スピーキングテストは公立中学校3年生を対象に11月27日に実施。A~Fの6段階で評価し、20点満点で総合得点に加算する。
今回、インフルエンザやけがで受験できない生徒の扱いについて、学力検査で点数が同じ受験生のスピーキングテストの平均点を集計することを公表した。
同じ点数の受験者が10人以上いる場合、その受験者全員を集計範囲とする。満たない場合は上下合わせて10人以上になるよう調整する。
都教委の担当者は「受験できない生徒が不公平にならないようにした。今後、学校にも周知していく」と話す。