高校生の2本に優秀賞「卒論OPEN AWARD」エシカル消費など研究
3面記事 新規事業を生み出すための知的財産データベースを運営する知財図鑑(東京・中央区)は5月19日、大学生・高校生らの卒業論文を表彰する「卒論OPEN AWARD」の審査結果を発表した。優秀賞は3本のうち、2本が高校生によるものだった。
このうち、桐蔭学園高校3年生の太田真爾さんは「トロッコ問題における多角的考察」、東京学芸大学附属国際中等教育学校6年生の赤堀結さんと畑香澄さんは「エシカル消費に対する社会貢献的意識の実態」のタイトルで応募した。
最優秀賞は、早稲田大学卒業生の糸井康子さんによる「読んで味わう『和菓子図像学』の研究」が獲得した。
同社は、卒業論文が少しでも多くの人の目に留まり、活用につながるようにすることを目指して昨年度から、この表彰制度を設けている。本年度は、3~4月に申し込みを受け付け、新規性、社会性、応用性の観点から審査した。