伊吹・元文科相らが受章 宮崎・元全国特殊学校長会会長も
1面記事春の叙勲・褒章
政府は4月29日付で春の叙勲・褒章を発令した。叙勲では、元衆院議長で、文科相・財務相などを歴任した伊吹文明氏、民主党政権下で文科相を務めた田中眞紀子氏、元全国特殊学校長会会長の宮崎英憲氏らが受章した。
伊吹氏は平成18年9月26日から翌年9月26日まで、第一次安倍内閣で文科相を務めた。教育基本法の改正に向けて国会で答弁に立った。退任後の同年12月に、現在の教育基本法が成立している。
田中氏は、平成24年10月1日から同年12月26日まで野田政権下で文科相を務めた。民主党政権で最後の文科相となり、政権交代後は、自民党の下村博文氏が後任を務めている。小泉政権下では外相に就いている。
宮崎氏は東京都立青鳥養護学校長を務めていた頃、全国特殊学校長会会長となり、退任後は、東洋大学教授として、教育者を続けた。文科省の審議会で委員・座長を務めるなど、特別支援教育に関する政策形成に貢献してきた。
(14、15面に教育・保育分野などの受章者一覧)