日弁連

　日本弁護士連合会（東京・千代田区、小林元治会長）は、「高校生模擬裁判選手権」の参加校を募集している。生徒が検察官や弁護士役を務め本物の裁判と同様に進行するもので１５回目の開催。応募の締め切りは今月２２日午後５時で、募集校数は３０校。８月６日、Zoomを利用したオンライン形式で行う。午前と午後でそれぞれ検察側と弁護側を務め、他校と対戦する。現役の裁判官や検察官、弁護士などが審査する。
　模擬裁判は証人尋問や被告人質問、論告弁論といった手順で行われる。題材はこれまで、殺人や傷害、詐欺、窃盗などを扱った。参加校には、同会が作成した教材を配布する他、本番に向けた準備段階で弁護士からアドバイスを受けられる。
　問い合わせ＝日本弁護士連合会　Tel０３・３５８０・９８９３