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特別企画展 熊谷守一美術館37周年展開催

8面記事

企画特集

ざくろ 1972年 油彩・板 熊谷守一つけち記念館

豊島区立熊谷守一美術館

 熊谷守一美術館は特別企画展「熊谷守一美術館37周年展」を2022年4月12日(火)から開催する。
 同館は、洋画家・熊谷守一(1880~1977)が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)のあった場所に1985年、二女の熊谷榧が開館した(2007年公立化)。
 本展では、守一の故郷・岐阜県中津川市「熊谷守一つけち記念館」より「守一の庭」をテーマに貴重な作品20点と同館収蔵作品を展示する。
 同館設立時、残すことの叶わなかった守一の庭。守一が自宅に作った40坪ほどの小さな庭では、写生旅行で採集し持ち帰ったものや故郷・付知の知人の贈り物など、さまざまな庭木が植えられていた。庭で観察した花や蟻、蝶、鳥、猫などの身近な題材は、守一の作品に数多く登場する。
 生き物や植物、何気ない身の回りをじっと見つめて、描きたい時にだけ描いた守一。本展の作品を通して、「守一の庭」に息づいていた生きもの達の姿と、なるべく目立たないよう自分の思うまま、そっと生きた守一の視線をたどる。
 3F展示室では、守一の遺品(画材や生活家財等)や写真資料も紹介する。

【展覧会概要】

名称
 特別企画展「熊谷守一美術館37周年展」

会期
 4月12日(火)~7月3日(日)
 ※休館日は月曜日(祝日問わず)

会場
 豊島区立 熊谷守一美術館(東京都豊島区千早2丁目27―6)

開館時間
 午前10時30分~午後5時30分(入館は5時まで)
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は展覧会公式サイトを確認。

 展覧会公式サイト=http://kumagai-morikazu.jp/

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