Tokyo Contemporary Art Award 2020―2022 受賞記念展開催中
8面記事東京都現代美術館
東京都現代美術館は「Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022受賞記念展」(主催=東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーアーツアンドスペース・東京都現代美術館)を2022年3月19日(土)から開催している。
Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペースが、海外での活動に意欲をもつ中堅アーティストを対象に2018年から実施している現代美術の賞。受賞者に対しては、海外での活動支援のほか東京都現代美術館での展覧会およびモノグラフの作成など複数年に渡り継続的な支援を行う。
本展では、第2回となる「TCAA 2020-2022」受賞者の藤井光と山城知佳子による作品を個展形式で展示する。
藤井は、国内外の歴史的事象について実証的に検証しつつ、常に現在の視点を持ち込むことで同時代の社会課題に対する応答を試みてきた。本展では戦後の、絵画をめぐる議論をアメリカ占領軍が残した公文書から考察する新作を発表する。
山城は、これまで出身地の沖縄を主題に制作してきた。制作過程で次作のビジョンが見えるという山城は、沖縄でのリサーチを軸にした新作と、それに繋がる過去作品を展示する。
【展覧会概要】
名称
Tokyo Contemporary Art Award 2020―2022 受賞記念展
会期
3月19日(土)~6月19日(日)
※休館日は月曜日。
会場
東京都現代美術館(東京都江東区三好四丁目1番1)企画展示室3F
開館時間
午前10時~午後6時
※会期等は変更になる場合あり。詳細は展覧会公式サイトを確認。