副担任に外部人材活用、副校長の補佐も増員 東京都教委
1面記事 東京都教委は教員の働き方改革を進めるために、本年度から小学校1~3年生のクラスの副担任に外部人材を活用する。一つの自治体をモデル地区として20校で導入する。副校長の業務を補佐する外部人材も増員する。
導入には学級担任の業務の負担を減らし、教育の質を高める狙いがある。
学年便りや学級便りの作成、保護者への連絡業務などを行う。1学年に1人配置することを想定し、担当してもらう学級数は各学校が決める。教員免許は不要で、元教員や事務経験者などを予定する。
学校経営の体制を強化するために、副校長を補佐する外部人材の活用も進める。昨年度は小・中学校569校、都立学校46校で活用したが、本年度は小・中学校894校、都立学校134校に配置する。文科省などからの調査への対応や、教職員の服務管理などを担当する。
都教委の担当者は、「本年度の早い段階から進めていけるように取り組みたい」と話
す。