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コロナ下で3度目の入学式、リュックサックの贈呈も

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 新型コロナウイルス感染症が国内で広がりを見せるようになってから3度目の入学シーズンを迎え、7日も多くの学校で入学式が開かれた。
 このうち、今年、創立150周年となる茨城県土浦市立土浦小学校は78人が新たに入学し、入学式の式辞では鶴田由紀子校長が、「仲良くしましょう」「元気にあいさつをしましょう」「話をよく聞きましょう」と新入生に「三つのお願い」を呼び掛けた。
 土浦市は昭和51年から入学祝い品として、小学校の新入生にランドセルを贈ってきた。本年度の新入生からは、ランドセルの色を赤・黒のどちらかから選べるようにした上、黄色のリュックサックを選択肢に加えた。
 土浦小では男女2人の新入生がリュックサックを選択。2人とも、色が気に入ってリュックサックを選んだという。新入生の教室には、箱に入ったランドセル・リュックサックを児童それぞれの机の上に並べ、入学式が終わると、児童か保護者が箱を開封して、初めて自分のランドセル・リュックサックと対面した。
 入学式では、新入生とその保護者が出席。国家・校歌は斉唱に代えて、歌声を放送した。
 土浦市教委によると、昨年度までは、女児には赤、男児には黒のランドセルを贈ってきた。性別によって色を指定することの是非について議論する中で、リュックサックを選択肢に加えることとなった。暑い季節になると、ランドセルの背中に当たる部分に汗がたまりやすいという課題もあった。

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