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隈研吾さんがデザイン「ガウン」着用し卒業式

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記者発表会で記念撮影に臨む隈さん(右から3人目)と、卒業式用ガウンを着用したモデル(右から2人目と4人目)

公立小松大

 平成30年に開校し、今春、初めて卒業生を送り出す公立小松大学(石川・小松市)は3日、建築家の隈研吾さんがデザインした卒業式用の衣装を発表した。アカデミックガウンと呼ばれるもので、スーツなどの上に着用するとともに、板状の正方形を水平に載せた帽子を合わせる。
 報道機関向けの発表会で隈さんは、建築も衣服も、中に入る人間が主役だとして「改めて建築と服が同じだと実感した」などと話した。
 この衣装の製作には、同大学の実習やインターンシップに協力してきた化学素材メーカーの小松マテーレ(石川・能美市)が素材を開発。隈さんは、折り紙から着想を得て、この衣装のデザインを考えた。
 23日の学位記授与式では、約20人の学生代表、理事長・学長などが着用する予定。

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