日本財団「18歳調査」

　日本財団が１８歳前後の人を対象に継続して行っている「１８歳意識調査」で、昨年１２月に生理（月経）について調べたところ、「男性にも生理に関する知識がもっと必要だ」と考えている割合は女性の方が高いことが分かった。そう思わないと考えている割合は男性の方が高く、性別による認識の違いが浮き彫りになった。
　この調査は千人を対象に、インターネットで実施。マスコミ関係者などは対象から省いている。
　「男性にも、生理に関する知識がもっと必要だ」との見解に対し、「そう思う」「ややそう思う」と答えた割合は女性が７４・４％、男性は６１・０％だった。
　「そう思わない」「ややそう思わない」は女性が７・８％、男性が１１・２％だった。
　「どちらともいえない」は、女性が１７・８％、男性が２７・８％。態度を明らかにしなかった割合が男性に多かったことを考慮しても、男性が生理に関する知識を得ることについて女性には必要論者が多く、男性には少ない傾向がうかがえた。