映画感想文コンクール2021グランプリ入賞者を発表
3面記事YouTube配信の様子
キネマ旬報社
全国の小・中学生を対象に実施した「映画感想文コンクール2021」(主催=全国映画感想文コンクール実施委員会)のグランプリを含む入賞者が決定し、地方大会入賞者は1月17日、全国大会入賞者は1月21日に発表された。
表彰式はコロナウイルスの影響で、残念ながら中止となったが、2月2日にYouTubeで配信された「第95回 キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」の前段にて、映画感想文コンクールのグランプリ4名の感想文を、司会の笠井信輔さんが、映画の映像と共に朗読した。
同コンクールは、「映画と育む、コトバとココロ。」をスローガンに、映画をみて感じたことや思ったことを自分の言葉で表現し、感想文を通して誰かに伝えるコンクールで、映画の感想を話すことで生まれるコミュニケーション力、自分の考えを文章にする表現力などを養うことができる。
第8回目となる今回は、過去最多の1万3385編の応募が集まった。さらに、スペシャルプログラム2021としてSDGs特別賞が設定され、子どもたちが映画を通して現代社会におけるさまざまな問題を自らの問題として捉えて未来を考えるきっかけになるよう新しく設けられた。グランプリの入賞結果は次の通り。
小学校低学年の部
沢田結月さん「雨と雪のせいちょうのみち」(東京都・星美学園小学校2年生、鑑賞作品『おおかみこどもの雨と雪』)
小学校中学年の部
梅津凛人さん「遠い国の子ども達から学んだこと」(千葉県・柏市立中原小学校4年生、鑑賞作品『世界の果ての通学路』)
小学校高学年の部
西野遼也さん「トムとジェリーを見て」(愛知県・名古屋市立滝ノ水小学校6年生、鑑賞作品『映画トムとジェリー』)
中学校の部
丹保佳乃さん「言葉」(埼玉県・開智中学校3年生、鑑賞作品『オオカミ少女と黒王子』)
入賞作品はホームページにて掲載中。
https://www.kinejun.com/eigakansoubun/2021/award_all.html