日本教職員組合（日教組）と全日本教職員組合（全教）は相次いで、ロシアによるウクライナ侵攻について書記長談話、声明を発表した。
　日教組は25日の書記長談話で、「即時撤退とともに戦禍がこれ以上拡大しないよう、ロシア政府に平和的手段による問題解決を望む」と訴えた。日本政府には、「人道的支援を行うと共に事態打開にむけて対話による外交的解決がはかられるように働きかけていくべき」との見解を示している。
　全教は28日の声明で、「2度の世界大戦の惨禍の経験を通じて国際社会が築いてきた平和秩序を破壊する暴挙」とし、日本政府に対して、ロシアの侵略行為と核兵器による威嚇を厳しく批判するよう求めた。